防犯カメラが捉えていたのは、一度盗まれたバイクが返ってきた瞬間。
16日午前3時ごろ、バイクを手で押してきた人物。
バイクを駐車場に止めると、足早に道路を渡り、そのまま姿を消した。
このバイクが盗まれたのは、7月7日のことだった。
住宅街にエンジン音をとどろかせてやってきた、2人乗りのバイク。
駐車場からバイクを盗み出し、2台で走り去っていった。
盗まれたのは、22歳の男性が高校生のころから、およそ100万円をかけてカスタマイズしてきた大切な1台だった。
そのことを15日の「イット!」で伝えたところ、放送からおよそ9時間後に戻ってきた。
しかし、持ち主の男性の父親は、“手放しで喜ぶわけにはいかない”と話す。
被害男性の父親「(バイクが)返ってきたことはうれしいが、あそこまで壊れていたら、なんかね、『返ってきたからOK』とはならない」
一見すると、無事に返ってきたように見えるが、バイクの左側はパーツが折れ、配線が見えてしまっている状態。
バイクを返しに来たのは、どのような人物だったのか。
盗まれた時の人物と返しに来た人物の服装は、“白いライン”がよく似ている。
被害男性の父親「たぶん、服装が同じ服だったので(盗まれたときと)一緒の人物。犯人がつかまらないと、終わったことにはならない」
バイクが返ってきたとはいえ、持ち主の父親は「今後も盗んだ人物を捜していきたい」としている。
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